コラム

新年のご挨拶

 あけまして、おめでとうございます。しばらく原稿も書かず、申し訳ありません。どうにかまだ会社を続けておりますので、ご安心ください。
 とにかに忙しくて、大変でした。今もですけど。震災後、昨年まで、売上高は一貫して低迷しておりましたが、なぜか忙しい。単価が減らされて仕事量を増やされているからですね。社員一同、疲労の極限に達しております。
 MOOKや月刊誌が売れないと、どこの出版社も言っていますが、昨年から広告出稿量はかなり増えており、売上部数も震災前に戻っているようです。それでも、利益は最大限に、経費は最小限にということなんでしょうね。そのあおりを受けて疲れています。
 確かに、新聞や雑誌を読む人は少なくなっているのだと思います。でも、実売部数の減少は、それだけが原因でしょうか。
 最近のMOOKづくりは、前年度の原稿流用が中心です。昔に比べると新規作成は半分以下でしょうね。最近の読者は賢いですから、そんな手抜きは簡単に見破りますよね。中身が同じなら、何も新しいものを買う必要がないですもの。安くつくって高く売るなんて、なんか食品偽装を思いだしませんか?日本中が、そんなふうになってしまったのは悲しいですね。それでも最近は皆がようやく気付き始めたようです。自分は関係ないと思っているのは、マスコミぐらいかも。
 新聞やテレビはもっとひどい。消費税賛成で一致していたのに、最近は、消費税アップで中小企業が苦境になるとか、景気が冷え込むとか、そんな記事が目立ちます。厚顔で恥知らず。それが最近の新聞やテレビの報道です。
 最近はそれらに加え、都知事選のパワーゲームの予想ばかり。旧態依然の政治記者はもういらんのではないですかね。どうすれば社会が良くなるか、前向きに未来を考えられる若い記者が育ってほしいと思います。
 編集者についても文句をひとこと。先日、署名原稿を書いて、それを編集者がかってに変更して、「ここ違ってないか確認してくれ」と言ってきました。そりゃ、あんた、君が直したのだから、自分で調べなさいよ、と怒りました。昔は、直す前に一言あったものだし、なぜそうしたいのか説明があったものです。直すこと自体が嫌なわけではありません。署名原稿の中身を勝手に変えられたら、その結果の責任は負えなくなるからです。そんなことさえ分からず、自分で調べることさえしない編集者ってなんなのでしょう。
 こういう表現には気をつけてください、と幼稚な指示を受けることもあります。私は大昔に教育を受けた記者なので、情報リテラシーにはかなり厳しいほうです。社員教育も徹底しています。でも最近は、実務経験のない編集者が増えて、われわれ現場記者(実務編集者)も困惑する一方です。
 新年早々、文句ばかり言ってしまいました。でも、なんといっても、読んで面白いのは悪口ですよね。そうか、だから、新聞も悪口ばかり書いてるのね。その割に、全く面白くないのは、なぜでしょう?
 と、いうことで、ことしもよろしくお願いいたします。当社ではことし、優秀なスタッフを増員する予定です。文句を言いながらも頑張りますので、ご期待ください。

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