コラム

報道ステーションにあきれた

 朝日新聞や報道ステーションで消費税アップについて、司会者や朝日新聞記者が、将来の世代につけを残さないように、予定通り税率アップを行うべきだと繰り返し主張している。古館氏の常に弱い者の味方をするような猫なで声が、なんとも気持ち悪いが、朝日新聞記者の論調も、あまりにアホらしくて、いつもチャンネルを変えてしまう。
 私のように会社を経営していると、あることに気付く。大概、売上が減少傾向にあるときは、資金繰りが急に苦しくなったりすることはないものだ。お金が足りなくなるのは、低迷から上昇傾向に転じたとき。仕事が増えていくと、外注費や交通費などの支払いが、売上の入金よりも先になって一時的に資金繰りが苦しくなる。経済も同じだろう。高給をもらって生活している古館氏も朝日新聞のバカ記者も、そんなことはわからないだろうね。
 朝日新聞で以前、今は物価だけが上がり、給料が上がらないから、「悪いインフレ」だという記事があった。開いた口がふさがらない。景気が谷から山へと転じる上昇局面にあっては、まず物価が上がって生活が苦しくなる。しかし、そこを乗り越えれば、徐々に良くなっていくのだ。中小・零細企業の経営と同じである。
 にもかかわらず、こんどは将来世代のことを考えて何がなんでも今、消費税をアップすべきだという。ここで景気を腰折れさせたら、君たちは責任をとるのかね?物価だけが上がって、それこそ収入は上がらなくなる。古館氏と朝日新聞の論調は、すでに自己撞着を起こしているのだ。それに、消費税を上げないと国債の信用が下落して、日本は破綻するなどともいうけれど、アメリカに不安があると各国が円を買おうとするのは、なぜなんだ?古館さん、教えてくれ。一方で、新聞は無税にしてくれだと。皆さん、こういう人たちの言うことは信じてはいけない。
 私が記者をしていたころは、自分がすべてのことに対して素人であることを知っていた。だから何人もの専門家の話を聞いて、何が正しいのかを考えた。朝日新聞の記者も古館氏も、庶民とはかけ離れたエリートであり、お金持ちである。低所得者のことを考えて、とか、被災地のことを考えて、とかいつも言うけれど、とってつけたようで気にくわない。偽善が背広を着て座っているようだ。
 先日も猪瀬東京都知事に東京オリンピックに関するインタビューで被災地について聞いていたけれど、見当違いもはなはだしい。東京都知事は被災地に何かする権限はないでしょ。オリンピックのために人手が足りなくなったり、資材価格が上がったり、被災地に迷惑がかかるといいたいのかもしれないが、古館よ、大きなお世話だ。オリンピックがあることで、被災地も元気になり、復興も徐々に進んでいくだろう。 バブル時代、久米宏が司会をやっていたとき、バブルつぶしにやっきとなった。それをうけた宮沢総理が調子にのって、総量規制を行い一気にバブルをつぶした。それが今に続く、デフレ経済の原因の一端だろう。古館氏らも同じ間違いを犯しそうだ。
 報道ステーションに代わる、もっといい報道番組が生まれないものか。これでは、また日本がダメになる。毎日新聞系のニュースもいやだけどね。それにしても、まともな報道番組や新聞が現れないと、庶民は見放してしまいますよ。もう、テレビも新聞も、あとがないと思うんだけどな〜。

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