コラム

筋の通らない原発再稼働も消費税も反対です

 原発再稼働と消費税問題で、世情が騒がしくなっています。日本経済新聞社とテレビ東京が行った世論調査で、小沢氏らが離党を検討していることを「理解できない」としている人が53%もいるそうですね。
 私は小沢氏に会ったことがなく、どんな人なのか知りません。とくに小沢氏を支持しているわけでもありません。でも、その行動を「理解できない」わけではありません。
 私は愚かにも、前回の衆議院選挙で、民主党に投票してしまいました。こんな告白をするのも恥ずかしいくらいです。あのときのマニフェストには、政権にある間は消費増税はしないと書いてあったのではないでしょうか。
 自民党と公明党は、もともと増税派です。わたしも消費増税はやむなしと思っています。でも、自分たちの掲げた政策を撤回して消費増税に突進するのであれば、解散して民意を問うのが筋ではないでしょうか。今すぐに消費増税するわけでなし、そんなにすぐに日本は倒産しないと思います。時間はまだあるのですから、選挙をすれば、原発再稼働と消費増税に反対の人は、違う党に一票を投じることができます。
 社員の給料を支給するとき、税引き後の支給額を見て、いつもガッカリしてしまいます。支給する側も受け取る側も、税金の重さにウンザリしているのではないでしょうか。所得税や法人税、市県民税の見直しなしに、消費税のアップだけを目指すのは許し難いことです。それに、どのみち増税になるのだとすれば、もともと増税派だった自民党と公明党にやらせればいいではないですか。東京電力も民主党も謝罪すらせずに「ご理解ください」では、利用者や主権者をバカにしているとしか思えません。
 マスコミも問題です。反対派が何人になったとか、離党が理解できるかとか、つまらないことばかり取り上げずに、税の体系や原発の可否を掘り下げて報道してはどうですか。マスコミの小沢嫌いが、世論をおかしなところに誘導しているような気がしてなりません。マスコミの言うことを鵜呑みにしていると、日本は滅んでしまうと、最近は心の底から心配しております。政治とマスコミの質の悪さも、ここまできたかと、暗澹たる思いです。

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