コラム

お詫びがあります

 最近、仙台は震災特需で活況を呈している、と報道されています。特に建築関係は大忙しで、われわれの住宅や事務所でちょっと補修が必要だという程度では仕事を受けてもらえません。人件費も高騰し、工事費も高騰しています。仙台には国分町という夜の飲食店街がありますが、そこにあるお店も大忙し。もともと国分町は、建築関係の人々が飲み歩くことで維持できていたようなものですから、この好況の影響を最も強く受けている業界のひとつだとは思います。
 われわれのような業界は、そうはいきません。いま忙しいのは、昨年に出版できなかったものを4月までに発行しなければならないためで、とくに仕事全体が増えているわけではありません。
 当社は編集スタッフのみで7人おり、その仕事の8割程度を全国誌が占めています。スタッフの能力も体力も東北屈指のレベルと自負しておりますが、今回ばかりは短期集中で仕上げなければならないため、外部スタッフの協力を得ても1月、2月は手が足りない状況です。3月を過ぎれば、皆、暇ができると思うのですが。。。。
 たくさんの出版社や印刷会社、広告代理店などの方々に、せっかく声を掛けていただいたのに、いくつか仕事をお断りして申し訳ありません。安易に引き受けて十分な取材や校正ができなかったり、原稿が遅れたりでは、逆にご迷惑をお掛けすると判断いたしました。
 これに懲りず、またお声掛けいただければ幸いです。スタッフ全員、全力を尽くして制作にあたりますので、今後ともよろしくお願いいたします。お断りした皆様には、重ねてお詫び申し上げます。すみませんでした。

ことしもよろしくお願いいたします

 新年、あけましておめでとうございます。昨年は大変な1年でしたが、どうにか無事に正月を迎えることができました。
 朝のテレビ番組を見ていたら、ヨーロッパの金融危機で、ことしは日本も崩壊の瀬戸際に立つ、というようなことを言っていました。今日のことさえ分からないのに、マスコミは本当に、他人の不幸と無責任な予想が好きですね。日本を滅ぼすのは、政治家とマスコミに違いないと思っています。
 昨年の暮れは、ニュースをほとんど見ませんでした。どのチャンネルも、お涙頂戴の震災特集ばかり。仙台の都市部に住む人さえ、地震の後遺症、PTSD的なものを抱えていて、津波の映像を見るたびに、あの頃のことがまざまざとよみがえってきて、暗澹たる思いになってしまいます。ましてや、沿岸部に暮らす人の悲しみはいかばかりでしょう。報道関係者の最も長い1日的なドラマもできるそうで、いやはや、もう言葉にもなりません。昔のマスコミ人はもっと冷静で抑制的だったような気がしますけれど・・・。
 ことしは辰年ですよね。小竜は雨雲を待ち、そのときが来ると天にのぼって龍になると読んだことがあります。三国志でしたでしょうか。うろ覚えで、すみません。いずれにしても、ことしは天のとき。家族や家財を失ったひとたちも、わたしたちも、本物の龍になる年であると思っています。
 幸多き1年でありますように。本年も、よろしくお願いいたします。

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